はじめは興味があってやってみたいな。と始められる方がほとんどです。まずはそこに敷居があってはいけません。少年部なら少年部、女性なら女性、ご高齢と感じている方にはご高齢の、それぞれの武道があってしかりです。
初心者のうちは、できるはずと思う動きがなかなかできないことで最初の挫折がきます。初級者では、習ったことが習っている間はできるのに家に帰ったら全く動きが分からなくなる。相手を想定できない。の挫折がきます。そして中級者。
仲間に教えることができるようにはなってきますが、とっさの動きに対応できなかったり技がうまく極まらなかったりすることへの挫折。上級者では、相手に伝えることの難しさや心の平穏の維持に困惑。など、常に挫折や困惑の繰り返しが続きます。
その繰り返しは、技で螺旋の動が大事なように、上向きの螺旋のはたらきがあります。技や身体の動き、心の持ち方など多方面に活かせるはずです。